人生初、ベトナム!
これでASEAN10カ国すべてを訪問完了!
It’s a first time for me to visit Vietnam .
I’ve completed to visit all of ASEAN10 countries !
床がびちゃびちゃに濡れてたりしてない。
ベトナムは約9,000万の人口を抱えなんと人口の約7割が30歳以下の若者大国。そして人口の約4割が農業に従事している。
生産・消費の両面で農業分野の成長性が高いと思われる。
既に、日本のキャベツやメロンなどの生産が
ホーチミン近郊の村で生産を拡大中らしい。
「MADE BY JAPAN」
のブランドイメージが徐々に浸透しているようだ。
ある食品メーカーの社長と面会したが、日本企業とぜひ一緒にやりたいと力強く握手を求められた。
偶然にもホーチミン氏の生誕125周年ということで「ホーチミン廟」に行ってみたら
午前11時なのに「Already Close!」と言われあえなく退散。ホントかよ。。。
仕方なく世界遺産タンロン遺跡を訪れたら
「ランチタイムは営業時間外だ!」と。。。
えーーー、「世界遺産」だろ?
飯食わずに、客入れろよな。。
そう。ここは「社会主義共和国」。
しかしながら、職員の微妙な目配せに
これは、もしや・・・・
思わず「How much?」と囁いてみたら。
「2倍払えば入れてやる」
やはりそうか。
郷に入っては郷に従え!
50,000ドンのアンダーマネーで正々堂々と入場だ!(笑)
世界遺産をひとり占め。むしろラッキーやないかい!(笑)
空港の入出国審査場は、朝7時前だというのに大混雑、大行列。
通過に70分も要した。。。とほほ。
隣のレーンにいたカップルが、なぜか職員の機嫌を損ねたらしく、職員は、彼女だけに対して、「お前は別のレーンに並びなおせ!」と指示
そんな理不尽な。。。この大行列を、彼女ひとりだけ!?
「Why?」
と食い下がる彼氏。
それを偉そうに睨みつける職員。
どうにかなる、はずもなく。。。
近読の著によると、ベトナムは1000年間戦争を続ける
「戦争大国」
アンケートでは、ベトナム国民のほとんどが、自分の人生で、
「必ず一度は戦争に巻き込まれる」
と覚悟して生きているそうだ。
日本人は正反対。
戦争に遭うはずがない、とみんな思っている。
そのため多くのベトナム人は、中長期的なモノの考え方をしない。
10年後の夢とか
20年後の目標とか
そういうことを考える人は少ないらしい。
自分のキャリアも、財産も、そして人間関係さえも、
戦争で全部、消えてなくなるから。
人の和を大切にするのは、同じ人間関係が長く続く、という前提があるからだ。
コツコツ積み上げても意味がない。
今を、精一杯生きるしかない。
自分と家族さえ守れたらそれでいい。
人のことまで構っていられない。
それがベトナム人の本質だと著者は述べていた。
私も、ベトナム人といえば、自分のことしか考えない、人間関係よりおカネ優先の人たちだなとの、失礼で勝手な先入観があった。
でも歴史的な背景を踏まえれば、やむを得ない。
そういう環境で育てば自分もそうなってしまうだろうし。
日本人の方が精神性が高いなどと断じるのは、まだまだ思慮が浅いのではないか。
そう思うようになってきた。
道路や電気などのインフラはわりとしっかりしているようで
ミャンマー、カンボジア、インドネシア、フィリピンなどよりはビジネス基盤は優位に思えるが、
政治体制や権力構造、意思決定プロセスなどは、その歴史的な背景から、我々が理解しえない現実があって、それらを受け止める「度量」が、まずは必要なのだろう。
JALのカウンターで
「お客様、ビジネスクラスのシートに空きがあります。追加料金は不要です。変更されますか?」
そんなことで、人生初、フルフラットシートを体感。
まさに別世界。
いつの日か私も、ビジネスクラスが似合う男になりたい(笑)
ニッポンのサービスって、やっぱり素晴らしいなあ!